サンシャイン・クリーニング

鑑賞日記。
「サンシャイン・クリーニング」（2009）
以前、TSUTAYAレンタルで観た作品だったけど、昨夜、BSTVでやっていたのでまた観ました♪
ときどき、BSでいい映画やってるんですよね…。しかもちゃんと字幕、吹き替えじゃないのがいい。

これは、「リトル・ミス・サンシャイン」（2006）のプロデューサーチームが贈る、ぶきっちょ姉妹の心温まるファニーストーリー。

仕事、恋愛、家族…どれも不器用でうまくいかない、アメリカの田舎町に暮らす、きっとどこにでもありそうな姉と妹、その家族のお話。
高校時代はチアリーダーのアイドルで人気者だった、姉のローズ。
しかし、30代となった今ではシングルマザーで、昔の恋人と不倫、細々とハウスクリーニングの仕事をしているいわゆる負け犬で、元同級生の目を気にしている。
妹のノラは未だに実家に居候、父親とふたり暮らし。バイト先でもうまくいかずパッとしない毎日を送っている。
そんな姉妹だったが、ある日、ローズは恋人から勧められた「大金を稼げる仕事」を、嫌がる妹を無理やり誘い始める。
それは、事件現場をクリーニングするというあやしい仕事、「サンシャイン・クリーニング」だった。
姉妹は早くに母を亡くしたという寂しくて悲しい過去があって、この母が２人にとってとても大きな存在となっています。

　
姉のローズ役はエミリー・アダムス。
パトリック・デンプシーと共演した「魔法にかけられて」(2007)ではお姫様役を演じ、割と新しいところでは、メリル・ストリープと共演した「ジュリー&ジュリア」(2009)でジュリー役をやったあの女優さんです。きれいでかわいいですね。どちらも好きな映画ですが、特に「ジュリー＆ジュリア」は大好きな１本。

姉妹の父親役に、アラン・アーキン。
この人は、「リトリ・ミス・サンシャイン」のおじいちゃん役で強烈な印象を残したベテラン俳優さん。
リトル〜では2006年アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。
私がたまたま最近観た、「Noelノエル」という映画でも強烈なおじいさんの役で出ていたり、ちょこちょこ見かけてます。

「サンシャイン・クリーニング」、ちょっぴりFunnyでとてもセツナイ…。
でも観終わった後にはきっと、前向きになれるハッピー・ストーリー。
「リトル・ミス・サンシャイン」が好きだった人には特にお勧めの1本です。

サンシャイン・クリーニング [DVD]