「コッホ先生と僕らの革命」
“ある日、見慣れないボールを持った先生がやってきた。それは僕らにとって、とてつもない革命のはじまりだった。”
ダニエル・ブリュール主演劇場公開最新作『コッホ先生と僕らの革命』を観ました!
彼の主演作で日本での劇場公開は2006年の「サルバドールの朝」以来ですよね?!
知った瞬間胸が躍りました♪
そしてもう…再びノック・アウト状態☆
ストーリはというと、時代は1870年代の帝政ドイツ、反英感情が高まっていた時代、ある名門校に若き英語教師コンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)が留学していた英オクスフォードから母校の初の英語教師として招かれやってくる。大学時代に親友たちとサッカーをして楽しんだ革製のボールを手にして…。
しかしそこにいた生徒たちはイギリスに対する偏見や、国や親、教師からの支配の元、楽しむということを何ひとつ知らず、ただ従うだけ、友を思う心さえない。そんな子供たちや彼らの親たちは、敵国イギリスから戻ってきたという英語教師に反感を抱くのだった。
ドイツ・サッカーの父として同国の人々から敬愛され続けているコンラート・コッホの実録ドラマなんだそうです。
『サッカー』の歴史やその背景ってすごいんですね。コッホ先生は、サッカーを通し“フェア・プレー”という、仲間を尊敬し大切にする心を子供たちに伝えようとするのだが…。
子供たちの純粋さ、コッホ先生を演じた『ダニエル・ブリュール』の真っ直ぐな瞳と透明感のある演技がすばらしいんです。彼にしかできません(←偉そうに断言(^^ゞ)。
事前に評価をちょっとだけ見たら『感動作!』的なことを読んだんですが…。本当にそうでした。隣に座ったサラリーマンのおじさんも泣いていたし(その気持ちわかる!)…私も映画館じゃなくて家で見てたらもう号泣だったと思うけど、映画館では泣かないぞ、と我慢してるので必死で堪えました(涙)
ダニエル・ブリュールの演技はすばらしい。2003年にあの『グッバイ、レーニン!』を観た瞬間から完全に魅せられてしまった。
彼はドイツ語はもちろんのこと、スペイン語や英語も流暢に話す。ハリウッド映画にも進出していてメジャーな映画にも出ています。
それにしてもドイツ映画、ときどきガツーンときます。ハリウッド映画にはない良さが満載です。
〜ダニエル・ブリュール出演作〜
何度観ても面白い。歴史的な背景をユーモアたっぷりに描いた作品。
主役のサルバドールを熱演。
ドイツ軍中尉を好演。
イギリスの大女優と共演、謎のハンサム青年を演じた映画。